マイカーの購入を検討する際に、皆さんは、まず何を考え、どのような行動をしますか?
新しいマイカーを購入するという決断は、日々の生活に大きな変化をもたらします。
自分自身や家族の快適さ・便利さを追求するためには、マイカーの購入は不可欠です。
このコラムでは、マイカー購入を検討している方向けに、支払い方法や費用についてポイントを解説します。是非ご参考にしていただけたらと思います。
車は高額商品なので、支払方法について悩まれる方も多いと思います。
現金一括払いとローン払い、どちらの方法にも一長一短があります。現金で一括購入する場合は、ローンの利息や手数料がかからず、購入した時点で本人の資産となることは、安心できるポイントです。しかし、一度に大きな出費が必要となるため、手持ちの現金が少なくなり、急な出費が発生した場合、心細くなります。一方、ローンを利用すれば、手元資金を確保しながら車を購入することができます。金融機関でローンを借りる場合、フリーローン等と比べて金利が優遇されることも多いです。デメリットは、ローン利息や手数料が発生するため、一括で購入するよりも支払い総額が大きくなってしまうことです。
一括購入かローン購入で迷った場合は、以下のポイントを考慮しましょう。
【ポイント】
①現在の貯蓄状況や将来の収入見込みを把握し、一括購入に充てられる資金の有無を確認。
②ローン返済のための月々の支払い金額を確認。
③金利や手数料などの費用を比較し、全体的なコストを計算。
④将来の資金ニーズやライフスタイルに合わせて、一括購入かローン購入かを選択。
車の購入に利用できるローンは、「マイカーローン」「ディーラーローン」があります。
①マイカーローンは、銀行をはじめ、JAや信用金庫などの金融機関から借り入れできる自動車ローンです。車の購入費以外に車検や修理費用、自動車用品などの資金使途に利用できます。
②ディーラーローンは、カーディーラーと信販会社が提携しているローンのことです。基本的に新車が対象です。ディーラーで車を購入するときに一緒に申込み・契約ができ、ローンは信販会社に返済していきます。ローンを完済するまでは、車の名義が信販会社になっています。
一般的によく使われているのはマイカーローンとディーラーローンです。
マイカーローン | ディーラーローン | |
---|---|---|
用途 | 自由度が高い 車検や修理費、車用品なども可 |
ディーラーの販売車のみ 車両代金とオプションのみ |
車の名義 | 契約時点から購入者 | 完済までは信販会社 |
申込・審査期間 | 車購入決定前でも仮審査可 数日~1週間前後 |
車購入の決定後に申し込み 最短:当日 |
金利 | 低い傾向 保証料込み |
高い傾向 別途保証料、手数料がかかる場合あり |
契約 | 銀行でお手続き | 車購入手続きと同時にできる |
〇車検費用について
車検費用には、大きく分けて「法定費用」「車検基本料」「整備・部品交換費用」の3つがあります。それぞれについて簡単に説明します。
法律によって定められている費用であり、自動車重量税と自賠責保険、手数料として支払う印紙代が該当します。法定費用は、納付や支払いを拒否することはできません。
法定費用と異なり、車検を依頼するショップに支払う費用です。点検技術料や整備工賃、代行手数料などです。
車両の各部を点検していく中で、修理や部品交換が必要と判断されれば、その分の部品代と整備工賃がかかります。タイヤやブレーキパッド、エンジンオイル、ミッションオイルのほか、ブレーキフルード、クーラント液(冷却水)など交換が必要となる部品はさまざまです。
車検費用については、費用構成や早期の予約、車検前の整備、業者の比較検討、定期メンテナンスなど、車検に関するポイントを押さえることで、費用を抑えることができますので、これらのポイントをチェックし、不要な支払いをせずに済むよう、日頃から意識しておきましょう。
車は購入時だけでなく、購入後もさまざまな経費がかかります。当行のマイカーローンでは、車検費用や修理にかかる費用、自動車用品の購入等にもご利用いただけます。
家族や友人と一緒に快適なドライブをしたいという願いは、手元にお金がなくてもマイカーローンを取り組むことで、叶えることはできます。
マイカーローンをご検討される方は、まずはローンシミュレーションをして、ディーラーローンとの金額を比較してみてはいかがでしょうか。
当行に口座をお持ちであれば、ご来店不要で、WEBにてお申込みも可能です。